ギークハウス広島

ギークハウス広島の日々を綴ります

ギークハウス広島にトレーラーハウスがやってきた!!

その後の台風21号や北海道胆振東部地震と大きな災害に埋もれた感がありますが、7月6日に発生した西日本豪雨から3ヶ月が経とうとしている今も三原市の災害復旧活動は続いています。

そんな中、ギークハウス広島にトレーラーハウスがやってきました。

この話が始まったのは7月だったのですが、なんだかんだで3ヶ月かかってしまいました^^;

詳細は前回のブログ記事(下記リンク)を確認していただくとして

ようやくFIWCのみなさんにお風呂を使っていただけるようになります。

トレーラーで引っ張ってくるかと思いきや

トレーラーハウスと言うぐらいなのでトレーラーで引っ張ってくると思っていたら、なんとランドクルーザーで引っ張られて来ました!!ちょっと無理しているぐらいだけど、いけるとのこと(ちなみに4500ccだそうです)。

国道からバックで入れず

当初は設置場所にバックで入れる予定でした。国道から100mほど入ったところにある設置場所までの間で向きを変えられる場所が無かったので、国道からバックで押して入れることになりました。

ところが道幅が足らず、トレーラーハウスの車輪が道を外れて田んぼの方に落ちそうに。また、無理をするとランドクルーザーの方が国道脇の田んぼに落ちてしまうのでバックを断念し、頭から入ることに。

気を取り直して頭から

頭から曲がっていって、なんとか入ることができました。

こんな配置になりました

で、そのまま設置し、このような形に。

この写真の手前側に3つあるドアが、左側からそれぞれ部屋(キッチン・ガスレンジあり)、風呂・シャワー1、風呂・シャワー2となっています。また、写真に写っていない奥側にはドアが4つあり、3つがトイレ、1つが倉庫となっています。

主に使用するのが風呂・シャワーなので、前後を逆にし、できるだけ電柱の近くに配置したかったのですが、残念ながら向きが変えられませんでした。

 

トレーラーハウスに関して

今回のトレーラーハウスは被災地支援の取り組みとして全日本トレーラーハウス協会と全日本トレーラーハウス組合が共同で企画したもので、なみりすジャパン株式会社製の被災地向けトレーラーハウス OASISを使わせていただいています。

岡山県真備町では、県の事業で50台のトレーラーハウスを導入されたそうです。

  • 仮設住宅よりもコストが安い
  • 仮設住宅のように作って廃棄ではなく、移動してリユースできる
  • 使用していた家族が希望すれば破格で買い取り可能

など、仮設住宅に対して優位点が多いのでもっと導入してもらいたいです。

なみりすジャパン株式会社 代表取締役 南木 政人様のコメント:

水害被災地の広島県三原市からの要請により、当社製トレーラーハウス【OASIS】を全日本トレーラーハウス組合/協会より、無償で派遣させて頂きました。
この【OASIS】には、シャワールーム2室、浴室2室、トイレ3室、シャンプードレッサー化粧台を3台、休憩室や災害対策本部用にキッチンを備えた部屋が装備されております。
被災者や、ボランティアの方々に有意義に活用戴ければ幸いです。
トレーラーハウスは、住宅、ホテル、店舗、診療所、美容室、など様々な用途に使用可能で、建築確認不要、固定資産税のかからない建物です。
水害被災地の岡山県倉敷市には、ペット一時預かり所や、仮設住宅としてもトレーラーハウスが使用されております。

 

 

関連リンク: