ギークハウス広島

ギークハウス広島の日々を綴ります

ドローン飛行会 Vol.14 (ぎーひろドローン部)

先日、ドローン部の部長が

「これ、やりたい!」

と呟いたのをきっかけに、今日はTello祭りになりました(^^)

申し合わせたわけではないのですが、3台のTelloが集まり「あーだこーだ」言いながらMac & WindowsPython & OpenCVの環境構築をやりました。

Telloが顔認識をして人物を自動追尾している様子

こんな感じで動きました。

Mavic Airの自動追尾は即応性が良く自由に動き回っても追いかけてくる感じですが、Tello + PCでの自動追尾は、Telloに動いていただけるように気遣う感じでした^^;

とはいえ、おもちゃレベルの価格でドローンが撮影した映像をスクリプト(プログラム)で扱うことができるのは、さすがTello!(とそのコミュニティの力)と言えると思います。

おまけ:環境構築をするにあたって

今回、Windows Subsystem for Linuxを使って環境構築をしました。やることは @mozzio369 さんのスクリプトを使わせていただくだけなのですが、いくつか引っかかる場面がありましたしたので、同じことをしようとする他の方にも参考になるようにメモを残します。

  • X11環境が必要 → VcXsrvを使用
  • Python3を使うので、OpenCVのインストール時にpython3を明示的に指定
sudo apt install python3-pip
pip3 install opencv-python
pip3 install opencv-contrib-python

とか、スクリプト起動時は

> python3 drone.py

とか

また、TelloとPCとの接続はTelloが飛ばすSSID: Tello-XXXXXXに接続すると、Telloが192.168.10.1、PCが192.168.10.2になります。スクリプトでもそのようになっているのですが、必ずこのIPアドレスになるので簡易的なDHCPのようなものと考えると良さそうです。

参考リンク